蔵王温泉・高湯通りに登場!
湯気を感じる饅頭店
高湯饅頭 湯ノ香
おにぎり定食 990 yen
この店で飲めば、最後に食べたくなるのがやはりおにぎり! 中身はおかか、漬物、鮭。
丁寧に切り出したお刺身2種に、こちらも名物の白おでん。
鶏のもも肉焼き、だしまき玉子と、少しずつメニューを増やしていったら、シメのそばまで食べられる店になっていたそうです。社長の山口博さんは20代から店を手伝い始め、もう30年。名物の「おにぎり定食」は、ロスが出てしまう宴会用の刺身などを上手く使おうと考案されたメニューだと話します。 塩味であっさりと煮たおでんに、2種類の刺身、小鉢と味噌汁、そしておにぎりが3つ。名物のおにぎりを頬張ると、口の中でふわんとほどけます。お米はササニシキを使用し、大釜で1日2~3度、炊き上げているそうです。コツはにぎりすぎないこと。女性スタッフたちが素早く形を整え、ものの数秒で出来上がります。
おにぎりは以前から持ち帰りができ、会合時などの大量注文も受けています。「お客さんがお店で食べるのか、持ち帰るかで、にぎり方を変えています。時間が経つと米は締まるから、持ち帰り用は、よりふんわりとにぎるんです」と山口さんは教えてくれました。そんなおにぎりをひと口食べれば、素材を見極め、一つひとつが的確に調理されているのがわかるはずです。
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温泉旅館に入る前、この店で一杯やるのだとか。1階は「長靴で来てもくつろげるように」と座敷席。カウンターには、バーンと100種類以上のメニューが貼り出されています。それぞれに煮込んだ、おでんの具を盛り付けるスタッフの柘植さん。おにぎりづくりの達人です。
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