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昭和を代表する写真家の美術館で自分をリセット

土門拳記念館|ひんやり涼しい美術館でアートを楽しもう!

掲載号:ZERO☆23 2022年6月27日号


展示室の奥には時間によって見え方が変わる、勅使河原宏の庭園「流れ」。
コンクリートの外壁と石、植物の緑が鮮やかに調和しています。

昭和を代表する写真家の美術館で自分をリセット

酒田市美術館から車で3分。酒田市出身の土門拳の全作品を収蔵・展示する日本で最初の写真美術館です。秀峰・鳥海山を眺望する自然林と丘を背景にした地にあり、友人であった彫刻家イサム・ノグチが彫刻を、華道家・勅使河原宏が庭園を寄贈しています。館内では土門のライフワークである『古寺巡礼』のほか、『ヒロシマ』、『風景』などを、テーマを変えて順次展示。さまざまな気づきを与えてくれ、何度訪れても新しい発見があります。

展示室から次の展示室へ。
水が流れる中庭に面したギャラリーには、土門の友人から贈られたオブジェが並んでいます。

主要展示室は天井裏に照明があり、天井全体が明るく広々しています。
建物の設計は谷口吉生。完成は1983年。

土門拳記念館

住/酒田市飯森山2-13
電/0234-31-0028
営/9:00~17:00(入館は16:30まで)
休/会期中は無休
駐/有


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