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大石田そば街道《前編》

三大そば街道(2)|山形のそば

掲載号:ZERO☆23 2023年10月27日号

各家庭で大切な客人をもてなす際、手打ちそばを振る舞う風習があった大石田。
地元産「来迎寺在来」「次年子在来」で打つ、伝統の味を町内15店で楽しめます。

七兵衛そば

そば食べ放題 1,300円(子ども900円)
食べ放題の最高記録はなんと13杯! ワラビ・きくらげ・季節の野菜の煮物など手づくりのおかずが3品付きでとってもお得です。

もてなしの文化が生んだ、田舎そば食べ放題の店

土・日曜には2時間待ちになることもあるほどの超人気店。提供するのは、もりそばの食べ放題のみですが、創業当時はこのスタイルではなかったとか。「遠くからわざわざ来てくれたお客さんに、腹いっぱい食べてもらいたい」と無料でおかわりを提供しているうちに、食べ放題になったと話すのは二代目の店主・井上一義さん。まさに、大石田のもてなしの精神が生んだ、新たなそば文化です。毎朝挽きたてのそば粉で打つのは、食べごたえのある田舎そば。大根の絞り汁でそばつゆを割っていただきます。大根の辛みがクセになり、いくらでも食べられるおいしさです。

【そばDATA】品種:来迎寺在来 / 配合:九一 / 太さ:太


そばソフトクリーム 300円/大石田町産の「来迎寺在来」を練り込んだソフトクリーム。そばの風味がほのかに香り、濃厚なミルクの甘さと相性抜群です。カップかコーンか選べます。

七兵衛そば
住/北村山郡大石田町次年子266
電/0237-35-4098
営/11:00〜15:00
休/木曜
駐/有
※11月から価格変更予定

大石田そば きよ

板そば 普通 950円、あたたかい鳥つけ汁 250円 
肉そばのつゆで仕立てた、温かい鳥つけ汁も人気。板そばのつゆで味わうのとは麺の食感が変わるので、対比を楽しんで。

そば好きを魅了し続ける名店。肉そばも人気上昇中

大石田では女性がそばを打って振る舞うもてなしの文化があり、そば打ち名人で知られたきよさんが店を開いたのがこちら。いまや大石田のそば処といえば、この店抜きには語れない有名店に。そばはつなぎを用いず、そば粉100%で手打ち。自家製粉し、挽きぐるみで殻ごと製粉しているから、挽きたての香りや打ちたての味が引き立ちます。週末や休日には順番待ちの行列ができるので、ゆっくり味わいたい方は平日の来店がおすすめです。

【そばDATA】品種:北早生、最上早生、来迎寺在来 / 配合:十割、二八 / 太さ:中細、中太

 

冷たい鳥そば(普通盛り)850円/「今まで食べた鳥そばで一番! 」と絶賛するお客さんも。親鶏のだしと鶏油のコクが絶妙なバランスです。大盛、特盛あり。

大石田そば きよ
住/北村山郡大石田町横山736
電/0237-35-4245
営/10:30〜15:00 ※売り切れ次第終了
休/木曜(祝日は営業)
駐/有

そば吉峰


たい鴨そば(並)1,250円
田舎風手打ちそばに、こんがり焼かれた鴨肉の香ばしさが食欲をそそります。これからの季節は温かい鴨そばもおすすめです。

店主の遊び心とチャレンジ精神。個性豊かな隠れ家店

最上川を眺めながら大石田町の山あいへ入ると、民家が建ち並ぶ静かなエリアに、ひっそりと「そば吉峰」はあります。自宅を改築した居心地のよい店内は、どこか懐かしい印象。低速回転で自家製粉した「来迎寺(らいごうじ)在来」の外一そばは、歯ごたえもよく、噛み締めるほどに豊かな風味で、甘じょっぱいつゆとよくあいます。そばの増量レベルもさまざまで、「小もり」から「俺もり」まで6段階を用意。お客さんの満足感を大切にしています。

【そばDATA】品種:来迎寺在来 / 配合:外一 / 太さ:太

そばプリン 250円/自家製そば豆腐に黒蜜ときなこをかけるこちらは、口あたりもまろやか。おなかいっぱいでも食べられる上品な甘さで、女性や子どもに人気。

そば吉峰
住/北村山郡大石田町駒籠116-3
電/0237-35-4839
営/11:00〜14:00
休/水曜
駐/有


最新の情報とは異なる場合がありますので、ご確認の上、お出かけ下さい。

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