定番から変わり種まで、店ごとに趣の違う一杯を紹介します。

夏に欠かせない冷たい肉そば｜Part3

掲載号：ZERO★23 2024年7月27日号

• 夏に欠かせない冷たい肉そば山形のそばZERO☆23蕎麦山形市寒河江市中山町

いまや全国区になりつつある、冷たい肉そば。
夏といったら、やはりこちらを忘れてはいけません。
なんなら夏だけでなく、冬でも「温」より「冷」を選ぶ傾向にあるのが我ら山形県民です。
定番から変わり種まで、店ごとに趣の違う一杯を楽しみましょう。

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こぶ原

ゲソラー油肉そば 1,300円
並盛りの麺量は、茹で前で300g。ゲソ天に加え、天かすも入ってボリューム満点です。辛口派は卓上のラー油で辛味をプラスして。

一風変わった、天ぷら×ラー油の妙

7月に7周年を迎えたそば店の変わり種。創業当初、仕入れ先からサンプルのラー油をもらったことをきっかけにまかないでつくったところ、スタッフにも好評ですぐにメニューに加わったそう。現在はオリジナルにブレンドした辛さ控えめのラー油を使用し、子どもにも人気です。うどんや中華もあり、全て自家製麺。また中高生向けの600円メニューや、来店ごとにトッピングなどの特典が付くポイントカードもあり、サービスも充実しています。

そば処 かつら

肉そば 800円
でわかおりを挽きぐるみで製粉したそば粉を使用しています。大盛（900円）、特盛（1,100円）など量も選べます。

丁寧につくられた、滋味深い味わいの一杯

以前は京懐石の料理人だった店主が、丁寧にダシをとり鶏肉の旨みを凝縮させ、香り豊かに仕上げた肉そばです。上品さを感じると同時に、そばの量も多いのでおなかも大満足。平日はとくに、小柱かき揚げ丼も付く「かつらそばセット」（1,080円）が人気だそう。冷たい肉そばのスープと生そばのセットは、現在は持ち帰りやインターネットでの購入も可能に（3人前セット2,800円・クール代送料別）。おみやげや友人へのプレゼントにもおすすめです。

そば処 あおば

肉そば 800円
北海道産をメインにブレンドしたそば粉を使用した、ほどよく弾力のある二八そば。肉そば以外のメニューでも同じそばを使用しています。

自家製の二八そばに、親鳥をたっぷりとのせて

最上川にかかる長崎大橋の近くに店を構えるあおば。2006年3月にオープンし、平日はサラリーマンや地元の方、週末は県外からもお客さんが多く訪れます。なかには十年来のリピーターもいるのだとか。スープは大量の親鳥からダシをとり、店主が気温や湿度にあわせて味付けしています。そばの上には、スライスした親鳥がたっぷりとトッピングされているのもうれしいポイント。また、下味をつけてひと晩寝かせるなど、丁寧に調理したゲソ天（単品250円〜）もファンが多いそう。肉そばとあわせてぜひ。うどんや中華メニューもあります。

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