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チョコレートのひみつ。カカオ農園に行ってみた。

チョコレートのひみつ。カカオ農園に行ってみた

掲載号:ヨミウリウェイ 2018年2月号 vol.219

さくらんぼや米と同じように、カカオだって農産物。
おいしいチョコレートのカギは畑と、現地の人々なんです。

カカオを知ることでチョコレート文化の奥深さを確信

昨年の8月、10日間にわたり、京都の Bean to Bar チョコレート専門店「ダリK」のカカオ農園があるインドネシア、スラウェシ島のポレワリに行ってきました。カカオは収穫後の発酵や乾燥という工程で、味に大きな違いがでてきます。チョコレートを食べたことがなかった現地の方に、味を知ってもらうことが品質の向上につながります。カカオの苗木を植樹したり、カカオ倉庫の見学、現地の小学校でチョコレート作りのワークショップなどを、五感で感じてきました。

  1. カカオの木。
  2. カカオ農園にはカカオだけでなく、日陰をつくるよう椰子などいろんな植物が植えてあります。
  3. 苗木を植樹。
  4. 15cmから40cmになるカカオの実
  5. カカオの実のにある種子(カカオ豆)
  6. いつの間にか集まってきた子どもたち。屈託のない笑顔が素晴らい。
  7. カカオ豆発酵中。カカオは発酵食品なんです!
  8. 乾燥中のカカオ豆
  9. 初めてチョコレートを口にする子どもたち。
行ってきた人:チョコレート ラボ 佐竹ゆり江さん
広告業界に在籍後、ニューヨークのチョコレートブランド「JacquesTorres Chocolate」の日第一号店のマネージャーとして店舗運営、輸入業務に携わる。2016年に山形市にチョコレートドリンクの専門店を開業。

Chocolate Break

カカオ農園を視察し、「新鮮な材料を使い、添加物を使わない」というジャック・トレス チョレートのコンセプトと、確かな味を再確認したという佐竹さん。お店で、おうちで、誰にでも簡単に飲める、おいしいホットチョコレートを提供していきたいと話してくれました。雪が降ったら、体を温めてくれるホットチョコレートでひと休みしましょう!

CHOCOLATE Lab.(チョコレートラボ)
山形市南四番町2-8 リージョナルハウス内 TEL.070-6953-4424
10:00~18:00 休/火曜・祝祭日

最新の情報とは異なる場合がありますので、ご確認の上、お出かけ下さい。

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