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全日本プロレス「2020 NEW YEAR WARS」村山大会が2020年1月13日(月・祝)に開催!

interview* 宮原健斗選手

2020年1月13日(月・祝)に村山・甑葉プラザで開催される、全日本プロレスの「2020 NEW YEAR WARS」。そのPRのため、三冠ヘビー級王者の宮原健斗選手が編集部に来社。「満場一致で最高の男」と呼ばれ、圧倒的な実力と華やかなパフォーマンスで多くのファンを魅了する彼に、村山大会の意気込みはもちろん、最近発売された写真集についても語ってもらいました。

ー宮原選手が山形にいらっしゃるのは、2018年9月8日に行われた村山大会以来です。久しぶりの山形はいかがですか?

山形は大好きな場所のひとつです。僕としては今年10月に行われるはずだった大会を大変楽しみにしていたんですけど、台風19号の影響により延期になってしまいました。お待たせした分、1月13日に行われる大会では、山形のファンのみなさまの期待を上回らなきゃいけないと思っています。

ー全日本プロレスの2019年の試合はすべて終了しましたが、宮原選手は本日(12月23日)のように、試合のない日はプロモーションで全国各地を飛び回っています。お休みはあるんですか?

最近はないですね。ちょっと前までは、スポーツミュージカル『energy 〜笑う筋肉〜』にも出ていました。10月1日からミュージカルの練習が始まり、そのときは大阪に住んでいたので、試合があると大阪から東京に行くという生活をしていましたね。

ーとてもお忙しいですね。そんな中でもトレーニングは欠かさないのでしょうか?

もちろんです。どんなに忙しいスケジュールでも、睡眠時間を削ってでも、トレーニングの時間を確保しています。

ーとはいえ、睡眠時間も大切ですよね?

大事ではありますけど、体を動かさないと逆にコンディションを崩すような感じがして。生活の中でコンディションというのを一番大事にしています。だからどんな仕事が入っても、トレーニングは1日たりとも欠かしません。

ーそのストイックなトレーニングの賜物でもある、宮原選手の肉体美が収められた初のビジュアルブック『最高!の男 宮原健斗』(主婦の友社)が12月18日に発売され、とても話題になっています。リング上でのかっこいい姿から、プライベート感満載のリラックスした表情まで、宮原選手の魅力をぎゅっと詰め込んだ一冊ですね。

写真集のイメージや設定は出版社さんのほうで考えてくれたものです。パジャマ姿の写真を入れるなんて、僕はまったくイメージしていなかったので。プロのカメラマンさんがつくってくださった世界観に、僕がのっかったという感じです。

ーファンの方にとっては、これまで見たことのない宮原選手の一面がのぞけるという。

そうですね。(写真集を見ながら)だって、普通はこんなふうに牛乳こぼさないですよね(笑)。

ー色気があふれていて、直視できませんでした(笑)。お気に入りの一枚を教えてください。

やっぱりシャワーシーンでの半ケツですね(笑)。今までありそうでなかった宮原健斗のシーンなので。上半身裸の写真をSNSにあげることは多いですけど、半ケツというのはなかったですから。半ケツの角度も2パターンあり、(写真集を見ながら)ほら、この横からのアングル。何もしてないですからね。撮影のときに「前ばりをされますか?」と聞かれましたけど「やめましょう!」と。そこは僕も男なんで(笑)。

ーその男気、かっこいいです(笑)。ビジュアルブックが仕上がってみての感想は?

本当に素晴らしい仕上がりで、撮られたらこういう姿に見えるんだなというのが僕自身も新鮮でした。SNSを見ていても、みなさん喜んでくださっているようです。普段は見られない表情や、プロレスラーっぽくない一面が数多く載っているので、そこが非常に喜んでいただけている部分なのかもしれませんね。

ーこの本をどのように楽しんでもらいたいですか?

女性目線の写真集かなとは思うんですけど、肉体美やコスチューム姿は、女性のみならず男性にも楽しんで見ていただけるのかなと思います。

ー2019年はスポーツミュージカルに出演したり、ビジュアルブックを発売したり、プロレス大賞の殊勲賞を受賞したりと、たくさんの話題を提供してくれました。ご自身ではこの一年をどのように感じていらっしゃいますか?

何かしらずっと動いていましたね。プロレスの練習をして、試合をして、スポーツミュージカルの練習をして、本番を迎えて、さらにモデルの体験もさせてもらって。すべてに全力で取り組んだ一年でしたね。

ーそういった経験は、プロレスラーとしての自分になにか影響を与えましたか?

試合中の表情ですかね。スポーツミュージカルで観客に見られている、モデルとして撮られているという意識がある中で、表情が豊かになった部分があると思います。

―今後もプロレス以外のオファーがあったら、いろいろ挑戦してみたいですか?

もちろんですね。むしろ来年はそっちでいこうかなと。プロレスラーは2割で(笑)。

ー具体的にどんなことにチャレンジしたい?

俳優もやりたいですよね。洋服も好きなので、ファッション誌のモデルとか。あとはテレビへの露出も。マルチタレントですね。

ーいろんなオファーを積極的に受けようと思うのは、最終的になにかしらプロレスに還元したいという思いがあるからですか?

いや、プロレスに還元したいということはないですね。自分は目立つのが好きなんで。プロレスラーって表現者じゃないですか。だから僕はプロレスとプロレス以外での区別はしていないですし、すべてに全力です。表現者、エンターテイナー宮原健斗ですね。

ーそういえば以前インタビューさせていただいたときに、目指すところは「ミッキーマウス」だとおっしゃっていました。

そうです。だからミッキーマウスになりつつあるんです。ミッキーマウスって、ジャンル分けするのが難しいじゃないですか。先ほど言ったように、僕にとってプロレスとプロレス以外という区別はないですから。スポーツミュージカルをやってみて思ったのは、ジャンルは違えどもゴールは同じということ。目指すところはエンターテイナーですね。

ー2020年1月からスタートする「2020 NEW YEAR WARS」について教えてください。

全日本プロレスの伝統の大会で、新春の闘い始めです。今回、山形と仙台が東北では初めての大会となります。全日本プロレスの新たな闘いが始まるので、ぜひ期待していただきたいです。

ー1月13日の大会のお話を聞く前に、2018年9月に山形で行われた村山大会について振り返りたいのですが、ちょうどそのころの宮原選手は三冠ベルトを奪われてしまっているときでした。その後10月に奪還してからは、現在までずっとチャンピオンの座を防衛し続けています。

ああ、山形の人たちは僕のベルト姿を見ていないんですね。

ーそうなんです。山形のファンが1月13日に宮原選手の三冠ベルトを巻いた姿を見られるかどうかは、1月3日に後楽園ホールで行われる三冠ヘビー級選手権試合(挑戦者ジェイク・リー選手)での防衛にかかっていると。

うわっ、これは防衛しないとやばいってことですね。1月3日の試合結果により、山形のみなさんに僕のベルト姿をお披露目できるかどうかが、かかっていると。そもそも僕がチャンピオンになってから山形に来たことはなくて、2018年に開催された村山大会が山形で開催する数年ぶりの試合でしたから。宿題がありますからね。それはもう山形のみなさんにベルト姿をお見せしないと。達成すべく、1月3日は必ず防衛しないといけないですね。

ー入場の際に花道で腰に巻いた三冠ベルトをアピールする、あのおなじみのポーズを楽しみにしているファンも多いと思います。

そりゃそうだ。あれはやらないといけないですね。そのためには勝たないと。マストで防衛したいと思います。

ーまた、宮原選手が登場すると「ケントコール」で会場全体が盛り上がるのも特徴的です。

2018年の村山大会では「ケントコール」は、そこまで起きていなかったかもしれませんね。いまは日本全国どこにいっても「ケントコール」をしていただいていますからね。2020年は山形を「ケントコール」で熱くしたいと思っているので期待してください。

ー対戦カードはまだ決まっていませんが、1月13日の村山大会の見どころは?

この一年で全日本プロレスの景色はだいぶ変わっています。新たなスター選手も出てきているし、そういう部分では、まったく違う団体を見にくるような感覚で来ていただいてもいいと思います。

ーこの一年で景色がだいぶ変わったとおっしゃいましたが、いまの全日本プロレスの魅力を伝えるとしたらどんなところですか?

わかりやすくかっこいい選手が2人出てきた、ということですよね。宮原健斗とジェイク・リーという。まあ僕も入っているんですけど。だからぶっちゃけ、そこだけでも見る価値があると思っています。まだプロレスを見たことがない方は、この爽やかな宮原健斗、こんなに爽やかな人がプロレスラーにいるんだなと思って来ていただければ。プロレスのルールなんて知らなくても楽しめるので。

ーさらなる進化を遂げた宮原選手の姿を見せてくれるわけですね?

また新たに最高になった宮原健斗を山形の方にお披露目できると思います。村山大会の開催日は祝日で日取りもいいですから、ハッピーな日にしたいなと思いますね。

ーちなみにご自身の魅力はどこだと思いますか?

インスタ映えじゃないですかね。僕はインスタ映えNO.1プロレスラーですから、村山大会でもシャッターチャンスを逃さないほうがいいと思いますよ。

ーインスタ映えNO.1だけあって、SNSには自撮り写真がたくさんアップされていますね。

自撮りばっかりです。スマホの写真フォルダは8割、僕の自撮りですから。削除するのが大変ですよ(笑)。

ー自撮りのベストな角度もあるんですよね?

斜め左45度です。この角度が一番盛れます。だからファンの人と一緒に写真を撮るときも、僕の右側に立ってもらいます。それが僕にとって一番のベストポジションです。そのポジションによって80点になったり、90点になったり(笑)。

ープロレスを見たことはないけれども宮原選手のことが気になったという人は、まずはツイッターやインスタをフォローしてみるのもよいかもしれませんね。

そうですね。SNSを見ていただければ、僕の生活とか、僕がどんな人なのかすぐわかると思うので。1月13日の村山大会までは、まだ充分に時間がありますからね。

ー2020年の目標を教えてください。

プロレスについていえば、現在の防衛記録が8回なので、それを抜いて歴史上一番の男になることです。プロレス以外だと、いろいろなジャンルをさらに詰め込む年にしたいなというのがあります。

ーそれでは最後に、山形のみなさんへメッセージをお願いします。

山形に一年ぶりにスター宮原健斗が帰ってきます。僕の姿だけでも見る価値は充分にあると思います。初めての人もプロレスファンの人も、いま世の中が大注目している宮原健斗をぜひ見に来てほしいですね。

宮原健斗

PROFILE/みやはら・けんと。1989年2月27日、福岡県福岡市出身。身長186㎝、体重102kg。2008年2月11日東京・後楽園ホールでデビュー。2014年1月に全日本プロレス所属となり、2016年2月に史上最年少で三冠ヘビー級王座を獲得。以来、全日本プロレスのエースとして団体を牽引している。
Twitter:Twitter@KentoMiyahara
Instagram:Instagram@kento_miyahara
オフィシャルブログ:https://ameblo.jp/kento-miyahara/

1st Visual Book『最高!の男 宮原健斗』(主婦の友社)
本体価格:2,000円+税

通常版カバーやAmazon限定カバー、全日本プロレス試合会場限定カバーなど、異なる4つの表紙で発売!

「2020 NEW YEAR WARS」山形・村山大会

日時:2020年1月13日(月・祝) 開場17:00/開始18:000
会場:村山市総合文化複合施設「甑葉プラザ」
料金:【前売り】特別リングサイド7,000円、リングサイド5,000円、自由席4,000円 ※当日は各席種1,000円増し
【当日のみ】小中高生・70歳以上1,000円
前売り券販売:チケットぴあ(Pコード594-010)、ローソンチケット(Lコード:38213)、イープラス、甑葉プラザ(TEL/0237-52-3531)、富士スポーツ(TEL/0237-55-5805)、ONE・LOVE(TEL/0237-55-3315)、ほか

全日本プロレス オフィシャルサイトはこちら


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