GOURMET たべる

やまがたの町中華 No.11

中華料理 桃李

掲載号:ZERO☆23 2020年4月27日号

幅広い世代から愛される、ホッと落ちつく中華料理店

 半世紀に渡り中華鍋を振り続ける、結城利安さんが営む「桃李」。嶋地区やイオン山形北店にもほど近く、平日はサラリーマン、週末は家族連れらでにぎわいます。
 東京の「銀座大飯店」や渋谷の「獅子林」、北海道や県内のホテルで修行を重ねた結城さんが、自らのお店をオープンしたのは約40年前のこと。当時はフランチャイズだった「海草ラーメン 浜っ子一番」を山形市城西町に構えました。メニューはラーメンだけでなく、結城さんの経験も生かした中華料理や定食もそろえ、閉店する夜中3時まで多くの人でにぎわったそうです。
 その後、浜っ子一番は従業員に譲り、「修行の経験を生かせる中華料理店をしたい」との想いから、20年前に桃李をオープン。前店から人気だった五目焼きソバやラーメンのほか、米の娘ぶたを使った餃子や炒めものなどの一品料理も好評です。店で使用しているスープは朝6時から仕込むなど丁寧につくられた料理ばかりで、各メニューにファンが付いているそう。「とくにお子さんに喜んでもらえるとうれしい。励みになりますね」とにっこり。世代を問わず、住む人たちの胃袋を支えます。

塩味でシンプルな肉ニラ炒め(ライス・スープ付きで800円) エビをはじめ、海鮮を贅沢に使った塩ベースの桃李ラーメン(850円)
皮も自家製の餃子(6個360円)  
 
テーブルやカウンターのほか、店奥には座敷席も。    
中華料理 桃李
(チュウカリョウリ トウリ)

住/山形市馬見ケ崎3-12-13
電/023-681-5591
営/11:15〜14:45、17:00〜21:00 ※早めの閉店の場合あり
休/月曜(祝日の場合は営業)
駐/有

テイクアウトOK
※ラーメン類は除く ※オードブルも可


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