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ベーグル生地が山形の食材を
しっかりと抱きこんで、一つひとつがずしっと重い

ベーグル生地が山形の食材を しっかりと抱きこんで、一つひとつがずしっと重い

掲載号:ZERO☆23 2022年2月27日号

つくっても、つくっても売り切れてしまう人気の山ベーグル。

ベーグルの生地にはバターや牛乳は使わず、材料は国産小麦と水、少しの粗製糖、自然塩、自家製酵母とイーストを少々。焼く前のケトリング(軽くゆでる)で独特のむぎゅっとした噛みごたえと、もちもちの食感に出来上がります。

山ベーグルの前身は村山市碁点温泉近くにあったパン屋・NOUKA。「ベーグルはシンプルだから、ハード系のように何にでも合わせやすい。素材がしっかりと副材料を抱き込んでくれるので、山形の食材をいろんな形で取り込むことができる」とオーナーの佐藤さん。2016年にこの地にベーグル専門店として移転オープンすると、生地にほうれん草やさつま芋、コーヒーを練り込んだり、ドライフルーツやクリームチーズ、チョコレートを入れたりと、たくさんのバリエーションを誕生させました。

グリーンカレーやチリコンカンなど、お食事系の材料だって手づくり。

店頭には常時30種類以上が並び、今やレパートリーは500種類にのぼります。そして一つひとつがしっかり膨らみ、具材たっぷりで、ずっしりと重いのです。

数年前からは自分たちの手で小麦の栽培にも着手。その小麦は全粒粉にしてプレーン味のベーグルに1割ほど加えており、食べるとふわっと小麦が香ります。オーナーの佐藤さん夫妻は村山市出身。ベーグルは週に1回、村山市の中学校の給食に登場するように。ベーグルのむぎゅっと食感が結ぶ、みんなの笑顔。カフェの出店準備も始まり、ベーグルの輪はまだまだ広がりそうです。

KODAWARI

ベーグル生地の上で、山盛りになったくるみとイチジク1個220円。「おいしいからたくさん入れます!」とオーナーの佐藤さん。くるみとイチジクベーグルは人気も高く、定番商品になりました。スタッフはおいしいものの話が大好き。みんなのおしゃべりから新しい商品が生まれます。

 


焼き上がった、塩カシューナッツ1個220円。


蒸しベーグル(ムラサキ芋とアンズとクリームチーズ240円、ゴルゴンゾーラとホワイトチョコ260円)、ドリップコーヒー390円。コーヒー豆は県内外で焙煎しているもので1~2週間ごとに変わります。 


店内で販売中の「蒸しベーグル」。温めると、さらにもちもち食感に。


サンド系はショーケースの中にあり!

山ベーグル&CoffeeStand
住/東根市中央東3-6-48 
電/なし
営/10:00~17:00(売り切れ次第終了)
休/月・火曜 
駐/有

最新の情報とは異なる場合がありますので、ご確認の上、お出かけ下さい。

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